OITA まちプロ MEETING vol.1

〜市民ための市民による話し合い〜

イベントへの想い(呼びかけ文)

21世紀になり、政治・経済・教育・エネルギー・環境・・・いろいろな分野で矛盾を感じることが多い。

そんな違和感のなか「このままではよくない」と思いながらも、「むずかしいもの」「わからないこと」として、
あきらめてはいなかっただろうか?無関心すぎたのではないだろうか?

そんな今、大分のまちが大きく変わろうとしている。

これは、 50年〜100年に一度の最後のチャンスだという。どうであれチャンスは活かしたほうがいい。
JRの高架化とこのあとできる駅ビル商業施設、駅南複合文化施設などがオープンすることにより、郊外から
大分駅周辺の「まちなか」に人が戻ってくる。 県立美術館も新しく出来る。
それをつなぐ「まちなか」の真ん中の道も変わろうとしている。

まちづくりには「よそ者と若者と馬鹿者が必要」とよく言われる。本当だろうか?
真偽のほどはわからないが、いろんな人が真剣になることは、絶対に必要だと思う。
そんな中、大分市南北軸整備事業でのプロポーザルコンペ案で 1つのアイデアが示された。
これをもとに、市は整備をする。

誰のために?
誰もが、子供や孫の世代のために、安心で安全で元気な街を残したいと思っているはず。
どのようにして?
行政のビジョンは、市民に届いているだろうか?
何が決まっていて、何が決まってないのか?
決まっていないことは、どのようにして決まっていくのか?

市の開催した意見交換会に参加し、地元の不安や不満、世代間の意見の違いなどが少し見えた。
だけど、本質は是か非かではないはず。

くりかえすが、これはチャンスだ。
みんなの街。みんなで話したいと思った。街には、どんな人がいて、どんな考えを持っているのか?
若い世代は、大分の街の過去を知らない。
今の不景気感と閉塞感のなかで「何も変わらないこと」に不安を感じている。
そんな中、これまで街を良くしようと行動していなかったかもしれない。

戦後やバブル期、大分の街はどんなだったろう? 話しを聞きたい。
昭和という時代を生き抜いて今の大分を作った先輩たちは、当時、何を感じ考えていたのだろう?
そして、今、何を感じ考えているのだろう? 話して欲しい。

みんなが所属団体や立場を背負ってではなく、1個人として考え、話して欲しい。
そして、違う意見もよく聴いてみて欲しい。 みんながチャンスを目の前にした仲間なのだ。

そんな話し合いの場があり人と人の心がつながれば道路や施設が結果的にどういうかたちなったとしても、
よい方向に一歩ふみ出せるはず。何かが次の世代に残せるはず。

…事業の大きさから言うと、失敗は許されないんだけど、
まずはみんなで、せめて集まって話しませんか?


このイベントのために、急遽「OITAまちPRODUCTION」という名前で、数名の市民有志が集まりました。
活動継続予定アリ。。