宿泊特化型の大手資本ビジネスホテルが、どこの町にも同じ顔で建つようになった昨今、
大分市金池町にあるビジネスホテルクドウは、 (有)工藤旅館が家族で経営するホテルです。
戦後、大分駅前の小さな旅館としてスタートし、昭和49年に道路拡幅の換地のためこの場
所に移転し 、 その後、2度の大規模な増築を繰り返し今の姿になったようです。
大分で中学生・高校生時代を運動部ですごした人は、県大会などで泊まった記憶がある人
も多いはず。
また、新日鉄など大分を代表する企業関連で、長期滞在された記憶をお持ちの方も。

屋号にビジネスホテルと付きますが、今のその言葉の「イメージどおりの形態」とは、ちょっと
ちがい、、、 、 当時のハイカラな言葉として屋号につけたが、実態のニーズとしてはまだまだ
和風スタイルの旅館のほうが市民に求められていたのか?という時代を偲ばせる畳の部屋
も多く残っていました。

現社長の女将は、ご主人の早逝した後、まさに昭和という時代をこの館とともに強く生き抜い
てきた。 時代は変わり、3年前の大分国体を期に大分市にも宿泊特化型の大手資本ビジネ
スホテルが、次々と建設されホテル過多の激戦区となり、安売り合戦にもなりかねない状況。
老朽化した館を、改修し、経営者の世代交代の準備をするのが、今回のテーマ。
どう生き残りの戦略をたてるのか?
もちろん宿泊特化も選択肢のひとつ。

だが、庶民に愛されつづけたホテルの選択は、否。
だって味気ないじゃん!
1階に新たに天然温泉の大浴場を。
2階には、約50帖の宴会場も残す。
そして、3階は全て畳の部屋!!シングルも畳ベッド! だって(有)工藤旅館ですから。。

これが、今回のコンセプト「3階に工藤旅館を再現する」
・・・ちなみに、4・5・6階は、きちっとビジネスホテル。洋室です。

△before
▽after 

△before
▽after 

 
△before
▽after 

▽夜景

利用の多い駐車場側の裏口を、南玄関としてコンセプトの「和」のモチーフを


△before
▽after